匝瑳市横芝光町消防組合地球温暖化対策実行計画について
Ⅰ 基本的事項
1 計画の背景
国連気候変動枠組条約第21回締約国会議（COP21）で採択されたパリ協定や平成27年12月に国連に提出した「日本の約束草案」を踏まえ、国は地球温暖化対策の推進に関する法律（平成10年法律117号。以下「温対法」という。）に基づき、地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進するための計画である「地球温暖化対策計画」を策定しました。
この計画は、我が国における2030年度の温室効果ガス排出量を、2013年度比で26％削減するとの中期目標の達成に向けて、各主体が取り組むべき対策や国の施策を明らかにし、削減目標達成への道筋を付けるとともに、長期的目標として2050年までに80％の温室効果ガスの排出削減を目指すことが位置付けられており、国が地球温暖化対策を進めていく上での礎となるものです。
このような状況を踏まえ、本消防組合においても更なる省エネルギー化の実施や再生可能エネルギーの導入への取組が求められています。
2 計画の目的
匝瑳市横芝光町消防組合地球温暖化対策実行計画（以下「本計画」という。）は、温対法第21条第1項に基づき、一部事務組合も策定が義務付けられている温室効果ガスの排出量の削減のための措置に関する計画として策定するものです。
本消防組合の事務事業の実施に当たっては､本計画に基づき温室効果ガス排出量の削減目標の実現に向けてさまざまな取組を行い、地球温暖化対策の推進を図ることを目的とします。
3 計画の期間及び基準年度
本計画では、平成31年度から平成32年度までの2年間を計画期間とし、基準年度は平成29年度とします。
また、本計画の進捗状況や技術の進歩、社会情勢の変化等を踏まえ、必要に応じて本計画の見直しを行うものとします。
4 計画の対象
対象とする範囲は、本消防組合の組織及び施設における事務・事業とします。